コロナに負けるな!愛媛県宇和島市の真鯛を使ったオリジナル茶碗蒸しを開発中

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真鯛の養殖業者のみなさん

宇和島の真鯛を贅沢に使った「オリジナル茶碗蒸し」を開発中!

新型コロナウイルス感染症によって、愛媛県の真鯛の買い手が激減し、行き先を失っている状況を受け、愛媛の真鯛を使った“オリジナル茶碗蒸し”を開発するプロジェクトがスタートしました。

真鯛養殖の現状について、 秀長水産株式会社の代表取締役社長 近藤芳仁さんにお話を伺いました。

新型コロナウイルス感染症と真鯛養殖

養殖真鯛の生簀

えひめのタネ編集部

新型コロナウイルス感染症の影響はいかがでしょうか?

秀長水産

真鯛は生き物ですので、買い手が見つからない状態であっても、餌を与え続ける必要があります。

その分、エサ代のコストがかかってしまうので、真鯛の価格を上げざるを得ない状況。
しかし、価格を上げてしまうと、よりいっそう販売するのが難しくなります。

つまり、原価は上がるが売価が下がることになり、経営が圧迫されてしまいます。

今後、経営を続けるのが厳しい養殖業者が出てくることが懸念されます。
国からの補助があるのがせめてもの救いではありますが、すべての養殖業者を救えるわけではありません。

えひめのタネ編集部

やはり、新型コロナウイルス感染症の影響は深刻ですね。

気になったのですが、一匹の鯛を育てるのにどのくらいの期間や手間が必要なんですか?

秀長水産

稚魚の生簀入れから、約2年で1.5㎏以上に成長し、販売可能となります。

その間、養殖業者は、鯛の成長の大きさや時期に合わせた餌を与え続けます。

さらに、真鯛の体色が黒くならないように早くから遮光ネットを張り、太陽光に当たらないように、そして、赤い色を出すために餌にエビ類の甲殻類を配合します。

餌食いの良し悪しなどにより、日々の鯛の体調を判断し、網掃除や生簀の尾数入れ替え等、こまめな管理を行っています。

秀長水産の「食べてみさいや 健康真鯛」の特徴は?

養殖真鯛の特徴

えひめのタネ編集部

1匹の真鯛を育てるのにそれほどの手間暇をかけながら、約2年もかかるんですね。

さらに、秀長水産さんの真鯛は「食べてみさいや 健康真鯛」というブランドですよね。

「食べてみさいや 健康真鯛」は他の真鯛に比べて、どのような特徴があるのでしょうか?

秀長水産

人間の成人病の様に、炭水化物を大量に与え安易に太らせるのではなく、鮮度の良い(魚)タンパク質を主体とした専用の餌で育て、脂質のバランスの良い筋肉質の真鯛を育てています。

人の身体は食べたもので出来ています。
これを原点にし我々が食べる魚は、美味しく健康で安全であってほしいという観点から、発足した育て方です。

健康真鯛の趣旨を理解した5つの企業によって、マニュアルに沿った生育を徹底しています。
真鯛の健康診断(魚体の色調・内臓の個別重量及び状態・色・病気の有無)をしながらストレスを軽減し、愛媛大学の協力を得ながら、病気にかかりにくい免疫力の高い健康な真鯛を育てています。

結果として、肉質に弾力があり、透明感のある旨味の強い真鯛が出来上がりました。
調理師さんが包丁を入れると良く解ると言って頂きます。
また、スーパー様からも、非常に鮮度持ちが良いと、お褒めの言葉を頂いています。

懸念される真鯛の未来

懸念される真鯛の未来

 

えひめのタネ編集部

真鯛にも健康診断をしているなんて驚きました。

「病気にかかりにくい免疫力の高い健康な真鯛」ですか?!
すごく食べてみたいです。

そんな良質な真鯛が、新型コロナウイルス感染症により、買い手がつかず困っている状況なんですよね。

買い手がつかない真鯛はどうなるのでしょうか?

秀長水産

長年大事に育てた真鯛たちですので、廃棄したりは絶対に致しません!

ただ、予想されるのは、加工業者が安く買い取り、冷凍切身やフィレで在庫し、加熱商材として長期間かけて販売することです。

心配されるのは「鯛の冷凍品の粗悪なモノ」、もしくは「何らかの処理されたモノ」「安価なモノ」が出回り、本来の真鯛の美味しさや高級感などのイメージが損なわれ、鯛そのものの社会的な価値が下がる事です。

何とか高品質の真鯛を継続し受給のバランスを改善し、適正な価格に戻る事を望みます。

秀長水産としては、健康真鯛の高品質を守りたいと考えています。

えひめのタネ編集部

新型コロナウイルス感染症は、真鯛のブランドに大きく影響するんですね。
なんとか、真鯛のブランドイメージを守り、これからも高品質で安心・安全な真鯛を届けてほしいです。

そのためには、少しでも美味しい真鯛を消費者のみなさんに届けたいですね。

コロナに負けるな!真鯛を食べて応援しよう!

コロナに負けるな!真鯛を食べて応援しよう!

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、愛媛県宇和島市の真鯛養殖業者が深刻な状態であることがわかりました。
同時に、愛媛県の真鯛はこんなにも手間暇をかけて大事に育てられ、安心・安全な食材であることもわかりました。

今回、宇和島市の真鯛養殖業者を応援すべく、宇和島の真鯛を使ったオリジナル茶わん蒸しを開発するプロジェクトがスタートしました。

商品の開発状況については、引き続き、お知らせしていきます。

<2020年10月26日 追記>

2020年11月3日(火)に、「真鯛づくしの茶碗蒸し」を販売することになりました。
その報告会を2020年10月26日(月)に愛媛県庁にて行いました。

県内スーパーなど、限定5000個を販売する予定ですので、商品を目にされた方は、ぜひ商品を手にとってみてください。

【販売間近!「真鯛づくしの茶碗蒸し」販売報告会】 10月26日、愛媛県庁にて、「真鯛づくしの茶碗蒸し」(378円)の販売報告会が行われました! 新型コロナウイルスの影響で出荷が減った生産者を支援すべく、6社で共同開発を行いました。(秀長水産...

FM愛媛さんの投稿 2020年10月27日火曜日

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